脚本・演出:チョ・ユンジ 作曲 :キム・スンミン
チュ・ダオン、パク・ランジュ、イ・スジョン、イ・ジスク、コ・ウニョン、ムン・ジス、キム・セファン 他
2023.02.11
2023.04.16
上演中
TOMシアター(2館)
【作品概要】 ● ピューリッツァー賞受賞の天才詩人シルヴィア・プラス。彼女の人生(Life) 女性としての激情を率直な書き方で表現した、米国の詩人で小説家のシルヴィア・プラスは人生において3度の自殺を試み、その3度目の31歳で最後の自殺を通じて生涯を終えた。 そして死後になってようやく芸術性を正しく評価され、死後にピューリッツァー賞を受賞した唯一の作家となった。 ● 死ではなく“人生”を生きて行くこと(live)についての話 オブザーバー紙の批評家であったアルバレスの『自殺の研究』によると、10年ごとに繰り返されたシルヴィアの自殺は、死ではなく新しい人生のための試みだった。 ミュージカル『シルヴィア、生きる』はうつ病と自殺に関する作家の経験をもとに、死ではなく人生を探していこうという願い語るため、ビクトリアという仮想の人物を登場させた。 シルヴィア・プラスが、死ではなく生を選択するようにしたファクション(Faction、ファクトフィクション)の物語として構成された。 ● 2度のショーケースを含め、しっかりとした作品開発の過程を経て2022年に初演されたミュージカル『シルヴィア、生きる』 2020年 アルコ-韓国芸術総合学校ミュージカルアカデミー 2021年 Yes24 STAGEショーケース 2022年 ソウル文化財団芸術創作活動支援事業選定など しっかりとした作品開発の過程を経て、2022年初演を迎える! ● 第7回韓国ミュージカルアワード大賞ノミネート!2023年春、シルヴィアが帰ってくる! 初演と同時に第7回韓国ミュージカルアワード大賞にノミネートされた、韓国の創作ミュージカル『シルヴィア、生きる』。 初演当時、率直で密度の高い演出方法とキャラクターたちの熾烈な演技、更にこれにふさわしい多彩な音楽で、観客と評論家から同時に好評を博したミュージカル『シルヴィア、生きる』が2023年春、再び観客に会う。 作家であり演出家であるチョ・ユンジは俳優、演出家、作家として活動を行いながら、果敢で率直な話を舞台芸術のみが持つ面白さで表現する作業を続けている。 彼女の長年のパートナーである作曲家キム・スンミンは映画、演劇、大衆音楽、ドラマを問わず、様々な分野で活躍してきた。今回のミュージカル作品において、彼女だけの特徴を持った美しい音楽として好評を得ている。 また、今回の再演では14人のそれぞれ異なる魅力を持った俳優たちが参加し、熾烈だったシルヴィア・プラスの人生を舞台上で共に描いていく。 私は深く息をして 以前のような心臓の拍動に耳を傾けた。 私は生きている、私は生きている、私は生きている。 (シルヴィア・プラス『ベル・ジャー』より) 【あらすじ】 10年に一度、自殺を試みる天才詩人シルヴィア・プラス。 彼女は詩人として認められる人生を生きようとしたが、誰かの妻、娘、母親の役割を求められ、まるで“ベル・ジャー(小さなガラスの鐘)”の中に閉じ込められていると感じる。 汽車旅行のような彼女の旅の中には、いつからか彼女のそばを守る妙齢の女性、ビクトリアが共にいた。 シルヴィアの汽車旅行は続いて行くだろうか?