脚本:ジョン・チャンス 作曲・音楽監督:ハン・ヘシン 演出:シム・ソルイン、イ・ヒョンジョン
キム・ジフィ、ソン・ユドン、チェ・ソクジン、カン・ヨンジョン、キム・ジュヨン、キム・ファニ、イ・ウジョン 他
2019.09.20
2019.11.17
上演中
TOMシアター(2館)
ドイツ表現主義劇作家、ゲオルグ・カイザーの戯曲『メデューサの筏』いよいよミュージカルとして制作! 【作品概要】 子供たちは大人たちのようになります 私たちがもう大人みたいですから 収容所に閉じ込められた子供たちが、救出を約束した大人を待ちながら過ごす7日間の物語。 【あらすじ】 1940〜50年代の戦争中、ある収容所。 絶え間なく聞こえていた爆撃の音が静まり、戦争が終わったことを知らせる。この収容所も爆撃を避けられず、大部分が壊れてしまった。その中で一番角の方にある収容所にわずか5人の子供たちが生存している。 収容所に閉じ込められた子供たちを見つけた大人は少しの食料を分け与え、帰ってくるという言葉だけを残して立ち去る。 自分たちを救ってくれる大人を待ちながら、子供たちは生き残るためにいろいろな努力をするが、行き場のない収容所の壁は残酷に厚い。 そんな中、5人の子供たちは自分たち以外に一人の病弱な子(子狐)がいることに気づく。 子狐の世話をしながら大人を待っていた子供たちは、食べ物がなくなっていくほどに子狐を含む6という数字が 皆を破滅に導くという、迷信的な恐怖に襲われる。 しかし、唯一狂的な迷信に惑わされないアレンは、子狐を守ろうと努力するが容易ではない。 6人の子供たちが救助を待ってから6日目になる日。 子供たちは自分たちが生き残るための作戦を立て始めるのだが…