脚本・演出:チョン・チャンス / 作曲・音楽監督:ハン・へシン
オ・ジョンヒョク、チョン・ウォニョン、ペク・インテ、ファン・ミンス、ウォン・テミン、チョ・ソンテ、チャ・ギュミン
2024.03.12
2024.06.01
上演中
イェス24ステージ 3館
【作品概要】 怪物と戦う者は、自ら怪物にならないように気をつけなければならない。 しかし、私たちは知っている。 怪物に勝つためには怪物にならなければならないということを。 完璧な小説のために神になってしまったスヒョン。 鋭く尖った境界線上で踊るインホ。 詩的正義を放棄して初めて名前ができる予定調和なアイロニーを発見する今、隠されていた本当の話が始まる。 正義とは何か。 燦爛と輝く復讐は果たして存在できるのか。 誰が罪の重さを計ることができるのか。 「名前をなくした 名前のない人たちのための声」 ***************************************************** 犯罪によって起こるすべてのことは強烈だ。 その強烈さは人を完全に魅了する。 前提となるべき怒りと共感、悲しみは消え、時にはエンターテイナー的に楽しむ姿さえ見せる。 ミュージカル『イフ・アイ・ワー・ユー』は犯罪の強烈さによって消えて忘れられた存在たちを明らかにし、直視できるようにする。 犯罪者に注がれるスポットライトにより消えてしまう被害者と家族に人々の目が届くことを願う気持ちからスヒョンとインホの物語が始まる。 【あらすじ】 小説作家のスヒョンは、実際の殺人事件をモチーフにした12編連作小説を執筆中だ。 しかし止まらない周りの酷評でスランプに陥っている。 そんなある日、作家志望生のインホが訪ねてくる。 スヒョンが書いた小説に言及し、スヒョンのようになりたいと話すインホ、スヒョンはそのようなインホに興味が生じる。 自分の門下生になることを願うインホにインタビューするスヒョン。 インホはスヒョンに自分のアイデアを使って小説を書くことを勧める。 インホとスヒョン、それぞれが夢見る完璧な小説のために。 あれほど望んできたことを持つことができるチャンスの前で、自分の生涯をかけた二人だけの演劇を始める。