脚本・作詞・演出:チョ・グァンホ|作曲:イ・ナオ|音楽監督:チェ・ハヌル
キム・ジェボム、シム・チャンミン、キム・ソンシク、キム・ソヒャン、パク・ウンミ、イ・アルムソル、ハ・ウンソム 他
2024.05.11
2024.06.30
上演中
セジョン文化会館Mシアター
「永遠のものはなく、時間はすれ違うばかりだ。 それでも彼らの間には愛がある」 【作品概要】 「失われた世代」を代表する作家、F・スコット ∙ フィッツジェラルドの短編小説を原案に 人生の喜びと愛、喪失の悲しみ、時間と歳月を超えて存在する普遍的な人間の人生を探求する特別な経験! 老人として生まれ、どんどん幼くなっていく男ベンジャミンをパペットで具現化した悲しくて美しい瞬間たち。 【あらすじ】 列車の中でとある認知症の老婆に幼い子供が近づく。 老婆は子供に気づいたようで、名前を聞く。 子供はベンジャミンと答える。 老婆がその名前をよく知っているというので、子供はどんな人なのかと聞く。 ところが、老婆は覚えていないので戸惑う。 子供はベンジャミンとブルーが初めて出会ったときの事をを聞かせる。 9歳のブルーがクラブの舞台に立って歌う。 ベンジャミンは好奇心にいっぱいに歌を聞く。 歌の後、ブルーの父親は(クラブの)ママと酒を飲み、ブルーはしばらくベンジャミンに預けられる。 ブルーは自分が拉致されたと言って、母親のところに連れて行ってほしいと言う。 ベンジャミンは肉体が老いているため外出した経験がない。 ブルーにはベンジャミンの年老いた外見とは違って、どこか子供っぽい感じあることが不思議だ。 ベンジャミンは自分の出生について語る。 年老いた姿で生まれ、母だけが亡くなり、父親はベンジャミンが老いた外見で生まれた答えを探すために旅に出たというのだ。 ブルーはベンジャミンの話に魅了される。 自分がお父さんを探すのを手伝うから一緒に行こうと言う。 車代が必要だというので、ベンジャミンはお金を盗もうとするが、ジェリーに見つかりブルーは去ることになる。 ベンジャミンはクラブと老体に閉じ込められた自分について歌う。 ママは意気消沈したベンジャミンに希望を伝える。 いつの間にか中年の外見になったベンジャミン、ブルーはシカゴに公演のためて来ており、昔を思い出してクラブに立ち寄る。 ブルーはベンジャミンの若くなった外見に好奇心を持ち、世間が教えてくれなかった楽しみがあると言って、都会をツアーしようとベンジャミンを連れ出す。 ブルーは歌いながら街を楽しむ。 ベンジャミンはブルーを見て恋に落ちるのだが….