脚本:キム・ウンソン|演出:キム・テヒョン|音楽監督:ミン・チャンホン
パク・ソンフン、パク・ジョンウォン、チョン・ソンウ、イ・ジニ、キム・グッキ、チョン・ソンミン、オ・デソク 他
2024.06.18
2024.09.08
上演中
イェス24アートワン1館
2022 創作産室「今年の新作」選定 2023 韓国演劇ベスト7選定 2023 第61回 K-Theater Awards大賞受賞
ありがとう、私の話を聞いてくれて 【作品概要】 歴史を「貫いた長銃」と歴史を「いいように使う」ことだけを考えていた作家の熱い出会い。 時代遅れのドラマ作家は、再び華やかに復帰できるだろうか? 「タイトルを決めた、トリガー、弾丸を発射させる引き金。 私はこの作品を私のトリガーにしてみせる。」 ●1945年に誕生した99式小銃一丁と彼の波乱万丈な人生を素材に大規模な時代劇を執筆しようとする作家。 歴史の生々しい現場、その中にいつもいながら、巨大な流れによって日陰に押しやられ物語の中ですら忘れ去られた「古い一丁の長銃」を通して、韓国現代史を再び語る。 ただ過去を見渡すことに留まらず、「資本と必要」という避けられない現代社会の生存方式にぶち当たり長銃の話を「大型ドラマ」として執筆しようとするナナの視線を通して歴史を「消費」する時代に疑問を投げかける。 【レビュー】 第1幕と第2幕の重心を変えて一編だが、二つの連作を見たように退屈しない構成と演出。過去と現在、性格が異なる台本と演出がシナジー効果を生むという見本の作品〜bitem***〜 不安定で疾風怒濤の時期だった韓国の近現代史を経て、映画という資本主義によって消費されてしまったパンヤの運命と彼の願いの中、人間の痛み、苦悩、喜びをひと目で見ることができる〜withsj*** 〜 映像コンテンツが溢れる時代、なぜ演劇を見なければならないのか疑問に思う時がある。演劇「パンヤ」でその答えを見つけることができる。〜イーデイリー〜 新鮮で新しい作品だ。 これまで見たことのない形式の公演が文学的な台詞とともに生まれた。 〜ヘラルド経済〜 【あらすじ】 ナナの指先にかけられたトリガー、どこに向かって引かれるのか。 毎度編成に採用されない時代遅れの40代のドラマ作家ナナは、小道具倉庫で「99式小銃」1丁を発見し、採用されるためならどんな手でも使う覚悟で執筆を始める。 しかし、目立つ主人公が登場しなければならないであったり、編成に採用されるためには現実と妥協すべきかどうか自分が語りたいことを語るべきかという悩みは、 長銃との出会いから時間が経つにつれ、さらに深まっていく。 いつものように長銃の話を聞くために説得していたある日、ナナは彼の引き金が一般的な引き金ではなく、特別は金属によってできているということを知ることになるのだが··· ”私の話を聞かせてあげたら、私の願いを叶えてくれるのかい?" 果たしてナナは巨大な商業資本と対抗し、 自分の望む方向に長銃の物語を完成させることができるのだろうか? 長銃は生涯夢見てきた自分の願いをついに叶えることができるのだろうか?