脚本:イ・ソングォン 演出:チャン・ユンホ
キム・ヌルメ、ユ・ジヨン、イ・ウォンジャン、アン・スヒョン、イム・ジンヒョ、ハン・ジソ
2023.03.29
2023.04.23
上演中
芸術空間恵化
劇団「灯台」企画公演 【あらすじ】 刑務所の面会室、収監番号2317の女性に男性が面会に来る。 二人は10年間付き合い、結婚を約束した仲だが、終身刑を宣告された女性に会う方法はただ面会だけだ。男は面会に来るたびに女に思い出を伝え、自分の人生を伝える。 そして最後はいつも申し訳ないという言葉を残したまま去る。 しかし、時間が経つにつれて男の心境に変化が生じ、これに対し女は堪えていた言葉を吐き出すが… 【作品概要】 僕、鏡の中の自分の舌を見ようと、時間を使いすぎちゃったよ。 それから体を後ろに曲げて、もっと詳しく見るのに時間を無駄にしすぎたよ。 僕の息でガラスが曇って 僕はそこに顔を描いて笑ったよ。 僕が言おうとしていることは、これがベストだということだ。 これがまさに運命だ。 僕はあなたのものだよ。 少しでも残っている感情が消える前に 僕はベストを尽くさなければいけないだろう 何も僕を止められない 天からの干渉ではない以上は 僕が思うに、僕が何かに勝ったり、学ぶ番だと思う でも僕はこれ以上迷わない、これ以上は 待てないんだ、僕はあなたのものだよ (『I'm Yours』ジェイソン・ムラーズ) ● 劇団紹介 劇団灯台 劇団灯台は作品性と大衆性のある作品を作ろうと、数名の俳優やスタッフが力を合わせて創設しました。私たちが生きていて一度は悩み、考えたことのある古典作品を再構成し、今の私たちの物語を創作作品として作って、観客と話そうという趣旨で作りました。 誰もが幸せになる公演、途切れない情熱で観客を訪ねて行く劇団になります。 沿革 2014年7月 マイケル・クニー脚本『キャッシュ・オン・デリバリー』創設公演 2014年10月 ピーター・シェーファー脚本『他人の目』再構成 2015年3月 カルロ・ゴルドーニ脚本『宿屋の女主人』朗読公演 2015年8月 ジョン・ファウラー脚本『The Cellar』再構成 2015年12月 ダリオ・フォ脚本『ある無政府主義者の不慮の死』劇団灯台 第1回定期公演 2016年5月 カルロ・ゴルドーニ脚本『宿屋の女主人』を再構成 2016年6月 ダリオ・フォ脚本『ある無政府主義者の不慮の死』再構成 2017年3月 ゲオルク・ビューヒナー脚本『ヴォイツェック』劇団灯台名作シリーズ1再構成 2017年6月 カルロ・ゴルドーニ脚本『宿屋の女主人』再公演 2018年5月 ジャン・アヌイ脚本『半ズボンとセーラー襟の』構成 2019年4月 ハロルド・ピンター脚本『He』再構成 2019年7月 カルロ・ゴルドーニ脚本『Her』再構成 2021年2月 ハロルド・ピンター脚本『バースデイ・パーティ』再構成