脚本:キム・ユニョン|演出:イ・インス
キム・ドウォン、キム・スア、ペ・ユンボム、ユ・ジェヨン、ヤン・ナヨン、イム・ヨンウ、ホン・スンギュン
2025.07.19
2025.08.03
上演中
ドゥサンアートセンター(Space111)
"なんとなく、私はこうなると思いました。
いや、知らなかったんですけど、知ってた気がします"
【作品概要】
『燃え尽き症候群についての冗談』は潤いに満ちてツルツルとした資本主義の殻のその裏側でますます劣悪になっていく労働環境の問題を告発するブラックコメディだ。
「ギグワーカー」「プラットフォーム労働」「Nジョブラー」「オンデマンドサービス」…
現在の労働環境をパッケージングするもっともらしい言葉が蔓延しているが、事実これは長時間・低賃金労働と労働柔軟化を通した巨大な搾取の流れに過ぎない。
『燃え尽き症候群についての冗談』は、このような現実の流れを一つのスタートアップ・オフィスの内外で起こることと「燃え尽き症候群」を経験する人物たちを通して暴く。
もちろん、彼らのすべての話は一つの冗談に過ぎない。
彼らが投げかけ問いも果たして冗談だろうか?
【あらすじ】
創業2年目のスタートアップであるプラットフォーム・モンスター(プルモン)は多様な分野のフリーランサーと顧客を繋ぐオンライン・プラットフォーム、別名「才能マーケット」を運営中だ。
新生企業がほとんどそうであるように、プラットフォーム・モンスターでも仕事が流れが整っていなく、社員の年俸は低く、2〜3人がすべき仕事を1人でこなしているが、不思議なことに会社は回っている。
そんなある日、経営支援チームのチーム長が突然行方をくらませ、その空席を埋めなければならない経営支援チームの主任ユジンは、押し寄せる嵐に正気ではいられない。
一方、オンライン・プラットフォームでは根拠のない悪性レビューが登場し、フリーランサー会員であるジェイミーの生計が脅かされている。
プラットフォームの無責任な運営政策に腹が立ったジェイミーは、ひっきりなしに抗議電話をかけ始め、電話に応対するユジンはさらに苦しくなる。
弱り目にたたり目で代表ハンミンは翌年に予定されていた新規事業のローンチング時期を2ヶ月後に繰り上げるというのだが…