脚本・歌詞:キム・ヨンミ 音楽 :ナムグン・ユジン 演出:キム・ウンヨン 音楽監督:パク・ユンソル
キム・スヨン、イ・ギョンス、パク・ユドク、イム・ガンソン、キム・ジチョル、イ・ソクジュン、カン・チャン 他
2025.09.16
2025.11.30
上演予定
ソギョン大学公演芸術センター (スコーン2館)
2022年 公演芸術創作産室 今年の新作 創作ミュージカル分野選定作品
驚くべき実話に劇的な想像力と中毒性の高い音楽を加えて誕生したウェルメイド創作ミュージカル『ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち』
シェイクスピアの名前をめぐる虚偽と真実、自分を失っていく父親と息子、そして彼らの人生を根こそぎ変えた世紀の裁判が舞台上で繰り広げられる。
嘘だが, 真実にならなければならなかった話、ロンドンを揺るがした世紀の贋作事件、再び舞台に。
【あらすじ】
産業革命が始まった18世紀末のロンドン。
忙しく回転する工場と同じくらい増えていく資本が身分すらも変えてくれたその時、人々の耳目を一気に集めた事件が発生する。
シェイクスピアの遺した物なら何にでも熱狂したロンドン社会に、ソネットの原本から遺言状、借用証書、手紙までシェイクスピアの未公開遺物を大放出した“アイルランドの金持ち”が、戯曲『ボルティゲルン』の贋作論争で裁判に立つことになったのだ。
「シェイクスピアの作品か否か」をめぐって繰り広げられる熾烈な攻防。
息子のために情熱的な弁論を繰り広げるウィリアム・サミュエル・アイランド。
陳述の代わりに自分の話を始めるウィリアム・ヘンリー・アイルランド。
そして新しい遺物を持って現れた、未知の紳士H。
この裁判の結果は果たしてどうなるのだろうか?
【作品概要】
● 嘘だが、真実にならなければならなかった物語、世紀のスキャンダル、ミュージカルとして生まれる
父を喜ばせたかったある少年の小さな嘘から始まった、ロンドン最高のスキャンダル!
シェイクスピアの未公開戯曲『ボルティゲルン』に触発された巨大な贋作論争!
少年の些細な嘘はどうやって世紀の詐欺劇になったのだろうか?
専門家たちはどうしてその粗末な偽造にだまされたのだろうか?
2023年の我々は、果たして真実と嘘を区分しているだろうか?
● 私じゃない誰かになろうとするほど私の声はだんだん薄くなっていく ー私さえ自分の話を聞いてくれない
シェイクスピアの贋作の陰に隠れたヘンリー。
シェイクスピアの遺物で得た名声に酔ったサミュエル。
そしてその二人を刺激するH。
偽りで得た甘美な人々の承認の中で、自分自身をきちんと愛することができなかった人々が伝える苦い真実。
● 観客を18世紀ロンドンに導く美しい旋律の饗宴
洗練され、中毒性の強いメロディーでショーケース当時から好評を博した音楽!
ピアノ、バイオリン、チェロによる三重奏ライブで披露する豊かなハーモニーと旋律が実力派俳優たちの声と出会い、贈る幻想的な時間旅行。