脚本:イ・ダミン|作曲・音楽監督:イム・イェジン|演出:イ・ジュヌ
パク・ユドク、アン・ジェヨン、ヤン・ジウォン、ユン・ジェホ、キム・ギテク、イ・セホン
2025.10.28
2026.01.18
上演予定
リンクアートセンター・ドリーム(3館)
”燃え上がらなくちゃ。僕を、そして君を信じるよ”
【作品概要】
「フラテルニテ(Fraternité)、連帯。一つに団結しようという意味だ」
18世紀末、革命という概念が生まれ始めた激動のフランス。
政治的理念の波の中で、2人の人物はお互いのための最善の道を探そうとする。
「我々」という呼び方では簡単に束ねることのできない、
自分とは違う完全な他人のための行動は何によって始まるのか。
より良い明日を夢見るが、
いざその明日を生き抜くことができないかもしれない誰かが
他人に未来をプレゼントしようとする気持ちはどのようにして可能になるのか。
利己と利他の境界で揺れる人間の心に向き合い
小さな響きと悟りを伝えたい。
■大学路が注目する
次世代創作陣の熱い出会い!
大韓民国演劇大賞と東亜演劇賞で相次いで受賞し、演劇とミュージカル舞台で卓越した演出力を立証した演出家のイ・ジュヌ。
次世代ストーリーテラーとして認められた作家イ・ダミン。
ジャンルの境界を行き来する音楽で新鮮な色を見せてくれた作曲家イム・イェジンが共にする。
3人の創作陣が意気投合し、没入感のある物語、細密な演出、そして多彩な音楽を通して、
2人の人物の関係と変化をさらに深く描き出す。
【あらすじ】
1792年9月、フランス・パリ、ブルジョア国会議員ヴィクトルの邸宅に
一時彼が政治的に利用した無産階級の子供であるゼルベが訪れる。
激変する時代の中で早く大人になってしまった子供は
革命は終わったと言う昔の師匠に銃を向け
このまま死ぬか、それとも違う生き方を試してみるかと問う。
過去のある瞬間に自分が先に手渡した聞き慣れた質問が返ってきた現在、
ヴィクトルは二人が共に過ごした革命の時間の中に隠されていた目標を語り始める。
革命が進んでいた5年の間、
ヴィクトルとゼルベが向き合った2度の別れと3度の出会い。