脚本・演出:チョン・ホボン 作詞・編曲・音響:キム・チャンファン パンソリ指導・作唱:ユ・ミリ 振付:キム・ボンスン ビジュアルアートディレクター:パク・ソンヒ
ユン・ソッキ、チョン・ジヘ、チェ・ハヌル、キム・ウィファン、チョン・ヘス、イ・グムミ、キム・ヒョンホ 他
2019.03.22
2019.05.12
上演中
国立貞洞劇場
パンソリと舞踊の華麗な競演 【作品概要】 伝統に対する偏見を破る新ジャンル、『赤壁』の帰還! ● パンソリ(韓国の伝統音楽)『赤壁歌』の多彩な変奏により、かつてない新ジャンルを開拓する 貞洞劇場の『赤壁』は、『赤壁歌』という興味深い作品を様々な方法で舞台化し、新しい形式の作品として具現化した。緊迫し激動的な戦争シーンは合唱と群舞で演出され、扇子を活用した劇的な場面の転換により舞台という空間の限界を抜け出し想像の領域を広げる。 ● 絵画のように繰り広げられる振り付け、滝のように降り注ぐパンソリ、赤い丘の地で起こった風と火の戦争、赤壁大戦! 洗練されたパンソリと、感覚的な現代舞踊で伝統芸術の新しい地平を開き、観客に熱狂的に愛された『赤壁』が再び戻ってくる。2019年の『赤壁』は、主要初演キャストと注目の新鋭ソリックン(歌い手)が合わさり、一層強固になって舞台に上がる予定だ。 「風が火になって赤壁で踊る」 ● 第7回イェグリンミュージカルアワード3部門ノミネート 振付賞、アンサンブル賞、女優新人賞 ● 貞洞劇場は、同時代の伝統基盤創作公演制作劇場です。 1995年に開館した貞洞劇場は、韓国初の近代式劇場「円覚寺」の復元という歴史的、芸術的精神を継承した劇場です。「伝統芸術舞台」シリーズを皮切りに、常設公演ブランド『MISO:微笑』シリーズ、アートフロンティアシリーズなど、先進的な企画と伝統の現代化を通じて小さいながらも大きな劇場をモットーに、絶えず変化してきました。 ● 伝統の価値、創作の力を信じています。貞洞劇場企画公演シリーズ 新しい試みを通じて同時代に共存する、伝統基盤公演を作っていく貞洞劇場の企画公演シリーズは伝統の価値を維持しながらも、枠にこだわらない作品を作っていきます。『赤壁』を筆頭に続く一層豊かになった貞洞劇場の企画公演をお楽しみください。 【レビュー】 ● 始まりから終わりまですべてが完璧だ ● パンソリだという理由で迷う必要などない公演 ● スーパーグッドグッド、もう一度見たい! ● 最高の作品、『赤壁』! 【あらすじ】 魏、韓、呉、三国が分立し、黄金の王座を獲得するための争奪戦が横行した漢の国の末期。劉備、関羽、張飛は桃源の誓いで兄弟の契りを結び、権力の座を占めた曹操に対抗する計略を探すために諸葛孔明を訪ね、三顧の礼をする。一方、呉の周瑜は曹操を滅ぼすため火攻めを繰り広げる策を巡らせていたが、ちょうど彼を訪ねてきた策士孔明が驚くべきことに東南の風を吹き込んだ。これを機に周瑜は火攻めで曹操軍に猛攻を浴びせ、曹操は何の反撃もできないまま赤壁で大敗してしまう。 百万軍を失って逃げる曹操を阻むのは···