脚本・演出:パク・ヘリム 作曲:チェ・ハヌル 作詞:白石、パク・ヘリム、チェ・ハヌル
カン・ピルソク、オ・ジョンヒョク、ソン・ウォングン、チョン・ウンソン、チョン・ソンミン、イ・ハナ 他
2020.11.03
2021.02.14
上演中
忠武アートセンター(中劇場ブラック)
【作品概要】 貧しい僕が美しいナターシャを愛し 今夜はしんしんと雪が降る。 ● 「1000億ウォンくれたって、この詩一行の価値にも及ばない」 かつて愛した詩人を忘れられず、一生恋慕いながら生きた子夜。 詩人・白石の恋物語を美しい韻律で描いた創作ミュージカル『僕とナターシャと白いロバ』。 その三度目の公演が11月3日、忠武アートセンター中劇場ブラックで始まる。 白石の詩、『僕とナターシャと白いロバ』からモチーフを得て創作されたこの作品は、すべてのナンバーの歌詞に白石の詩が使われている。まるで一冊の詩集を読んだような余韻を残す。 ● 若手クリエイターたちと(株)インサイトエンターテインメントが作り出した秀作! 作家パク・ヘリムと作曲家チェ・ハヌルが、ウラン文化財団SEEYAスタジオにて開発、(株)インサイトエンターテインメントで2015年に初演を披露して以来、有料客席占有率95%の輝く興行を記録している。 以後、第1回韓国ミュージカルアワード脚本、作詞賞と演出賞、そして作品賞受賞に続き、ミュージカル劇作では2番目に、チャ・ボムソク戯曲賞ミュージカル脚本部門で受賞した。 作品性と興行性の両方を認められ、若手クリエイターとプロダクションの成功的な作品開発事例として挙げられている。 【レビュー】 ● お涙頂戴に流れないようにした、演出者の利口なレベル調節が引き立って見えた。ストーリー、演技、音楽など非の打ち所がない(ユン・ジュンガン音楽評論家) ● 心温まる微笑みと哀しさが込められた、「ヒーリング」という言葉を思い出させる。世の中を生き抜く最大の力はやはり「愛」だけだという思いが、肌寒い晩秋を暖かくしてくれる(ウォン・ジョンウォン ミュージカル評論家) ● 真実でありながらも成熟した愛が、叙情的な歌と白石の美しい詩に込められている(ザ・ミュージカル パク・ビョンソン編集長) ● 一幅の絵のようなミュージカル。装置や効果に集中しなくても想像できる話であり、俳優一人一人が詩になれる作品(ヘラルドPOP) ● 失われた感性と美しさを回復する。公演を見た後は詩集1冊を読んだかのように、失った感性と美しさで満たされる(ニュースカルチャー) 【あらすじ】 「私はこの詩さえあれば良いのです。」 熱く愛したある詩人を忘れられず、恋しさの中で生きた妓生(キーセン)子夜。 歳月は流れ、いつのまにか白髪の老人になってしまった彼女の前に、突然昔の恋が現れる。 端正なスーツ姿のモダンボーイは、子夜に一緒に旅行に行こうと提案する。 この物語は 「ある詩人が私を愛し、一行のナターシャにしてくれるのなら、喜んでそのように生きる」 と、自分の一生をささげた恋人の物語だ。 その恋人の記憶の中に溶け込んでいる詩人、白石の物語だ。