脚本:チョン・チャンス 作詞:チョン・チャンス、イ・スヨン 作曲:ハン・ヘシン 演出:キム・ジェソン
オ・ソヨン、チェ・ヨヌ、ソンミン、ジョンミン、パク・ジョンウォン、ドンヒョン、クァク・ダイン 他
2022.09.20
2022.12.11
上演中
大学路ドリームアートセンター(1館)
【作品概要】 フランスの自然主義文学を代表するエミール・ゾラの傑作『テレーズ・ラカン』 カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したパク・チャヌク監督が絶賛したストーリー 映画『コウモリ』のモチーフ 2019年の初演の成功に続き、3年ぶりに戻ってくる! ● 3回の映画化、演劇、TVシリーズなど絶えずリメイクされた古典的名作のミュージカル化 1867年の原作発表以来150年あまりの間、数多くのアーティストにインスピレーションを与え、愛された強力なストーリーの力。 抑えきれない欲望と、それによる悲劇的な結末が観客に抱かせるカタルシスが劇場を埋め尽くす。 ● 挑発的な素材と独特の古風な雰囲気の魅力的なミュージカル 観客と評論家の注目を集めているチョン・チャンス作家とハン・ヘシン作曲家、ドラマの繊細さとキャラクターの深さを積み上げてくれるキム・ジェソン演出家が作り出す、心地良い緊張感とハーモニーが輝く。 ● 作品の深さと深い響きを伝える11人の俳優たち ロマンス、推理、スリラーなど様々なジャンルを展開する俳優たちのコンビネーションとシナジー効果が、作品が終わる瞬間まで目が離せない。 ● ミュージカル『テレーズ・ラカン』が現代社会の観客に投げかける質問 誰もが自分の欲望を噴出することだけに集中して生きていく今、人にとって組み込まれた欲望が過ぎ去った跡には何が残るのか。 選択とは人の人生においてどんな意味なのか。 4人のそれぞれ違う強烈な欲望の中の残酷な愛が、もう一度繰り広げられる。 【レビュー】 ● 家に投影された4人の欲望と果てしなく墜落する最後(ニュースカルチャー) ● 不安定な静けさの中の激しい欲望(ニュースピム) ● 記憶を保存した場所との血闘(今日のソウル演劇) ● テレーズの話が注目されるのは、テレーズの欲望だけが完成型ではなく過程にあるためだ。(チャンネルイエス) 【あらすじ】 1860年代フランス。 幼い頃、父親から叔母に預けられた後、病弱ないとこであるカミーユと共に幼年時代を過ごしたテレーズ。 テレーズは叔母と一緒にカミーユの世話をしながら父親を待つが、父親は結局帰ってくることはない。 自分の意志とは関係なく、カミーユと愛情のない結婚をするテレーズ。 無意味な結婚生活が続くある日、カミーユの幼い頃の友人であるローランが彼らを訪ねてくる。 テレーズはカミーユとは違い、完熟した男の魅力を持ってるローランに瞬く間に心を奪われる。 二人はすぐに密かな関係に発展し、互いに溺れ始める。 ただ熱を上げるような忍び会いでは満足できなかった2人は、障害物であるカミーユを殺すことに決めた。 全く疑われない完全犯罪を成し遂げるが、すでに彼らには誰も予想できなかった破滅の影が襲い来る… 人間に潜在している本質的な欲望が呼び起こした破局が吹き荒れる。