脚本:ユン・サンウォン 作曲:ユ・ハンナ
パク・ユドク、ユ・スンヒョン、ウォン・ウジュン、イム・ビョル、カン・チャン、キム・ジオン、キム・ヒョンジン 他
2023.04.15
2023.07.02
上演中
TOMシアター(1館)
さまよう私の小説の主人公たち、それは私自身だった (ヘルマン・ヘッセ) 【作品概要】 愛する友よ、 僕たち二人は太陽と月であり、海と大地だ。 僕たちの目標は互いに溶け合うことではなく 互いにを認識し、互いが持っているものを見て それを尊敬することを学ぶことだ。 (ヘルマン・ヘッセの小説『知と愛(ナルチスとゴルトムント)』より) ● ヘルマン・ヘッセ ドイツ文学の巨匠と呼ばれる作家、ヘルマン・ヘッセが“魂の自伝的小説”と称するほど、自身の成長期の経験と彷徨をそのままに描いた小説『知と愛(ナルチスとゴルトムント)』。 全く異なる極点に立っている2人の人物が人生の虚しさと死、精神と本能に向き合う方法を通じて、究極的に一つに溶け合う過程をミュージカルとして美しく描き出す! 神に対する敬虔な信仰を通じ、内面の精神と理性に従おうとする修道院長、“ナルチス” 感情と陶酔を通じてその瞬間を生きる放浪者であり自由な芸術家、“ゴルトムント” 先天的に異なる世界を持ってる2人の人物が、互いを通じて生と死が溶け合った人生を理解し、自分を探していく力強い物語! 【あらすじ】 「運命が僕たちを引き付け、その先で僕たちはお互いに向かい合って話すだろう」 世の中から切り離されたマリアブロン修道院。 そして父親の手に引かれてそこにやってきた幼い少年、ゴルトムント。 マリアブロンの若い修道士ナルチスは一目でゴルトムントを見抜き、2人は互いに心惹かれるようになる。 ナルチスに憧れ、彼のようになることを願うゴルトムントと、自分とは全く違うゴルトムントが修道院生活に苦しむのを見て不憫に思うナルチス。 互いをただ見つめているだけだった2人は、偶然の機会に心を開いて友達になる。 そしてナルチスは、ゴルトムントの内面に何か失ったものがあることを見抜くが… 全く異なる極点に立っているナルチスとゴルドムント。 生と死、精神と本能の分かれ道で、2人はお互いに向き合うことになる。