脚色・演出:イ・ウォンジェ 協力演出:イ・ジュハン ドラマトゥルク:ソン・チョンヨン
コン・チャノ、イ・ウォンジェ、キム・ヨンチョル、キム・ミンギョン、チャン・ユリ、ハン・ドンヒ、キム・ジョンソン、カン・ジドク 他
2023.04.21
2023.05.07
上演終了
ヨヌ小劇場
【作品紹介】 ● 団体紹介 劇団「カタツムリ周波数」は觸角を長く延ばし、同時代を生きていく観客との共感周波数を合わせていくという意味から出発しました。 カタツムリが出す粘液は人々の皮膚を治療する効果があるそうです。 劇団「カタツムリ周波数」が作ったすべての公演が疲れた人々の心を治療する公演になればと思います。 カタツムリが過ぎ去った場所にはしっとりとした跡が残っています。 劇団「カタツムリ周波数」が作る公演も心の響きという痕跡が残ることを願います。 すべてが急速に変わる世の中で急がずにカタツムリのようにゆっくりと、しかし、遅れを取らず黙々と前進する劇団になろうと思います。 【あらすじ】 幼い頃に両親を失い、一人暮らしをしているチャン・ダンジに家族はいないが、食事を共にするシック(食口)はいる。 キムパ屋社長のシェフのジェームズ・パク、隣の部屋に住んでいるプサン姉さんイ・セヒ、公務員の準備をするために必要最低限のワンルームで生活しているイ・ギョンジュン。 異なる理由で一つの家に集まって暮らすことになった人々。 ダンジにとって彼らは血縁関係ではないが、互いに頼り合いながら一緒にご飯を食べて、一緒に生きていく“シック(食口)”だ。 チャン・ダンジの25番目の誕生日に、刑務所から出所した叔父、チャン・ホグンがプレゼントのように訪ねてくる。 ダンジと叔父の少し居心地が悪いけれど、幸せな共同生活。 ご飯を食べる。素朴で温かい食事を共にする。 幸せだ。一緒に食べるご飯だから。 いつも一緒にいるようだった私のシック(食口)たち。 各自それぞれの理由で別れる時も、希望を口にし旅行を夢見て、いつかご飯を食べようというとても小さくて素朴な約束を交わす。 7年前、叔父はちょっと行ってくると、戻ってきたらサムギョプサルを食べようと約束して、消えた。 7年が経った今、ダンジは叔父と一緒にサムギョプサルを食べることができるだろうか。