脚本:キム・ジョンミン 作曲:ソン・チャンギョン 演出:チョン・テヨン
ハン・ソンチョン、イ・ユニョン、ユン・チョルジュ、キム・ジェハン、カン・ジョンウ、パク・サンジュン、アン・ジェヨン 他
2024.03.19
2024.06.09
上演中
イェス24アートワンシアター(1館)
今世紀最高の興行師であり制作者、ミュージカル『ディアギレフ』 【作品概要】 「私は個人的には誰にも興味を起こせない。興味があるのは自分の生涯ではなく、自分の課業だ」セルゲイ・ディアギレフ ● ショープレイ人物ミュージカルプロジェクト・パート2『ディアギレフ』 同じ時代を生きた、偉大な芸術家たちの人生を描く人物ミュージカルプロジェクト、その2番目。 芸術家を発掘し、バレエ・リュスを設立したロシア芸術界のゴッドファーザー、ディアギレフが追求した芸術と業績、愛に対する話が舞台の上に繰り広げられる。 パート1 ダンスの神と呼ばれた天才バレエダンサー『ニジンスキー』 パート2 モダンバレエを確立した不滅の製作者『ディアギレフ』 パート3 現代音楽の「ツァーリ」作曲家『ストラヴィンスキー』 ● 一つの事件を別の視点で解きほぐす!違う視点で見る楽しさ! バレエ・リュスの代表作である『ペトルーシュカ』と『春の祭典』。 初演後の状況と人物が感じる感情を、ミュージカル『ニジンスキー』ではニジンスキーの視点でストーリーが進んだとしたら、ミュージカル『ディアギレフ』はディアギレフ中心で進められるストーリーある。 ディアギレフがどんな思いで作品を準備したのか、そして公演が終って感じた感情を描く予定であり、ミュージカル『ニジンスキー』と比べながら見る楽しさが期待できる! ● 繊細なキャラクター解釈で実在の人物の顔ぶれを際立たせる! 芸術的インスピレーションと狂気の間で美しさを追求した、両極端にも思える執着と破滅の間を行き来した「ディアギレフ」を中心にディアギレフ、ブノワ、ニジンスキー、ストラヴィンスキーの4人の人物の関係を細かく表現する。 ディアギレフが求めていた完璧で美しい芸術と、狂気じみた愛。キャラクター間の「感情」中心にドラマチックに展開する! ● キャラクターのリアリティ、4人の天才が作り出す張り詰めた緊張感! 天才と呼ばれた4人の芸術家が熾烈に作品を作っていく過程を通じて、お互いに芸術的インスピレーションを与えると同時に、価値観、芸術観の対立を経験する4人の人物の関係に深く向き合って描かれる。 人物間の激しい対立と葛藤、その中で作品が作られる過程を見せてくれる。 【あらすじ】 バレエ歴史上最も革新的だったバレエ団「バレエ・リュス」。そしてその「バレエ・リュス」の創設者で団長のディアギレフ。 ディアギレフの生涯でもっとも近しい友人であり、バレエ・リュスの主席舞台デザイナーであるブノアとバレエ・リュスを設立し、天才的な作曲家ストラヴィンスキーを招いてパリに進出する。 子供の頃に経験した父親の抑圧と無視から逃げようとするかのように、劇場の貸館から投資家のミーティング、バレエ練習の参観までバレエ・リュスにだけ全てを注ぎ込む。 ある日未明、練習室で踊っていたニジンスキーと出会ったディアギレフは、ニジンスキーと言葉を交わして彼のバレエに妙な慰めを感じ、徐々に彼に惹かれ始める。 ディアギレフ、ブノワ、ニジンスキー、ストラヴィンスキーが集まって作った『ペトルーシュカ』が大成功を収めた後、バレエ・リュスは『春の祭典』の準備を始める。 ディアギレフはブノワをはじめ、一緒に働く芸術家たちとやり取りをしながら、振付師のニジンスキーが描くものを実現させるために全力を尽くすが、そんな彼の努力にもかかわらず、『春の祭典』の初演は話題作であり問題作となってしまう。 観客と投資家の非難が殺到する中、ディアギレフは苦肉の選択を迫られるが…