演出:イ・ジナ / 脚本:チャン・へジョン、イ・ジナ / 作曲・音楽監督:イ・ナヨン
チャ・ジヨン、ク・ウォニョン、シン・ソンロク、キム・ジェウク、ノ・ユン、ジ・ヒョンジュン、チェ・ジェウン 他
2024.03.15
2024.05.26
上演中
ホンイク大学大学路アートセンター(大劇場)
【作品概要】 ■「輝いてはやがて消えるすべてのものへの賛辞」 ク・ビョンモの長編小説<パグァ - 破果>の舞台化 老化に表象される輝いてはやがて消えていくものに対する刹那の視線を盛り込んだ2013年出版の小説「破果」と舞台が進行されるその時間にだけ存在し、完全なる終結で消滅する刹那の芸術「ミュージカル」が出会い、2024年最もセンセーショナルな創作ミュージカルが誕生する。 ■PAGE1 company 4年ぶりの新作 多様な素材と独創的な構成で国内創作ミュージカルにおける新しい方向性を提示してきた製作会社PAGE1と画一化された形式に反旗を翻し、自身の名前の前に「初の」「規格外の」という修飾語を最も多く受けた演出家イ・ジナが単純な物語の再現にとどまらずオーケストラが生演奏する音楽、ダークな照明と調和した舞台などを通じて完璧なミジャンセンの公演をお届けする。 ■韓国小説史上最も強烈に刻まれる名前...チョガク(爪角) 原作小説<破果> 2013年に初版が出版され11ヶ国に版権販売、2024年も相変わらずのロングセラー ニューヨークタイムズによる「注目すべき本100選」に選定 年を取るという人生の挑戦にどう立ち向かうべきかを探求する小説 - ワシントンポスト 韓国のにぎやかな都市を背景にしているが、国境を越えて共感を引き出す本 - フィナンシャルタイムズ 【あらすじ】 「忘れてしまえ」 父を殺しては"忘れてしまえ"という言葉と赤い香りだけを残して飛ぶように消えた殺し屋。 その緻密で冷徹な存在に魅了されたトゥウはいつかその殺し屋の心臓にナイフを突き立ててやると誓う。 20年後、 トゥウの記憶よりも老いた姿の殺し屋, 65歳のチョガク。 40年余りの間、殺し屋を生業としてきたが年を取るにつれて身も心もぎくしゃくしてお払い箱となってしまった。 長い間、人生の喜怒哀楽に背を向けて生きてきた彼女にも、いつの間にか温もりが染み込み始める。 ついにトゥウは、あの時とは全てがあまりにも変わってしまったチョガクを見つけ出す。 たった一度の輝く瞬間のために、最も完璧な復讐のために、 チョガクとトゥウは向き合う。