脚本:ソン・ジェヒョン 演出:チョ・ミニョン 作曲・音楽監督:ヤン・ジヘ
チョン・ガヒ、カン・ジヘ、イ・ボムソリ、ハン・ジェア、チョン・ソンミン、チョン・ヘジュ、イ・ジヒョン 他
2024.03.04
2024.06.02
上演中
リンクアートセンター (ドリーム1館)
そうして、私たちは物語になる。 【HOT ISSUE】 書かずにはいられない姉妹たちが帰ってきた。 インターパークの観客評点9.8を記録、毎公演の完売神話、女性主演と女性の歴史物が売れるということを立証。 2022年9月の初演は開幕から全席完売の記録を作り、毎回スタオベと熱い声援の中興行記録を樹立。 延長公演も完売が続き興行的な成功の道を歩んだミュージカル『ブロンテ』が、2024年2月再演で帰ってくる。 【レビュー】 ・俳優と観客の感情が一つになる作品 ・自由でいられなかった者たちが夢見た自由は観客に伝わり、どんなことでも前に進めていけるのだという勇気の種を植えた。 ・女性だからできない事が多い世の中とぶつかっては傷ついた三姉妹の人生は、小説よりも更に劇的な物語となってミュージカルとして蘇った。 ・息苦しい現実を前にしても希望と絶望、そして悲しみと歓喜を味わう三姉妹の物語は、どんな時代でも共感できる物語だ。 【作品概要】 『ジェーン・エア』、『嵐が丘』、『アグネス・グレイ』など、恵まれなかった人生であっても独特な感性が光る文章を書き下ろしたブロンテ姉妹。 感情と本能、理性の間で語ることをやめなかった三姉妹の人生は、それ自体が物語となった。 ただ文章を書く「女性」ということで、数多くの困難に耐えるしかなかったこの人たちが、活字に込めた物語は何だったのだろうか? そして、何が書くことを諦めないようにさせたのだろうか? ミュージカル『ブロンテ』はヴィクトリア時代の彼女たちの人生に、輝かしい文学的な想像力、そして吹き荒れるライブバンドの演奏を加え、観客に時代を超えた響きを届けるだろう。 【あらすじ】 ”ヨークシャー、ヒースの花が咲き乱れる広大な野原…嵐が吹き荒れる天気、そこに一人の女がいた” 女性が文章を書くなどということは許されなかったヴィクトリア時代。 陰鬱で寂しいヨークシャーの野原で、3人の驚くべき作家が生まれた。 シャーロット、エミリー、そしてアン・ブロンテ。 貧しい牧師の娘として生まれ、死や病と隣り合わせの厳しく憂鬱な人生だったが、姉妹たちの物語は活気と欲望に満ちていた。 幼い頃から悲しみが訪れる時は一緒に想像の中に逃げて物話を作り出し、そうして姉妹たちは互いの最も頼れる助力者であり原動力になった。 作家になりたくて一緒に本を出すことを決めた彼女らは、ある日エミリーが聞いたという野原の声をテーマに話を書いていく。 遠い未来から彼女らを呼ぶ誰かについての物語… そして嘘のように、その物語通りに彼女たちに一通の手紙が届く。 彼女らの死を見守ったという誰かから送られてきた手紙。 手紙の正体は何で、なぜここに届いたのか。 熾烈だった人生の中でついに作家になろうとした彼女らは、望んでいた未来を得ることになるのだろうか。