脚本・作詞:パク・チョンヒュ / 脚本・作曲・編曲:ウィル・アロンソン / 演出:キム・ドンヨン
ホン・グァンホ、パク・ウンテ、ソ・ギョンス、キム・ジヒョン、パク・ジヨン、ホン・ジヒ、チョン・ジェホン 他
2024.03.29
2024.05.19
上演中
ブルースクエア
”暗闇の向こう側、最も煌びやかなフィナーレが始まる” 【作品概要】 ■シン・チュンス(プロデューサー)× パク・チョンヒュ(脚本)× ウィル・アロンソン(作曲)の出会い 今年下半期最高の期待作!ミュージカル『イル・テノーレ』 作品性と興行性を兼ね合わせた多数の作品を企画・製作し卓越したプロデュース力を認められているプロデューサー、シン・チュンス。 独特の抒情的感性で国内のミュージカルマニアから全幅の信頼を得ている作家パク・チョンヒュと作曲家ウィル・アロンソン。 現在のミュージカル界で最も注目を集めるプロデューサーとクリエイターが出会い、もう一つの大型オリジナルミュージカルが誕生する。 ■乱暴にして狂った世界で大事な夢があるというのは祝福だろうか、それともただ重い荷物でしかないのだろうか。 1930年代の京城を背景に。朝鮮初のオペラ歌手(テノール)を目指すユン・イソンとともにオペラ公演を準備する独立運動家ソ・ジニョン、イ・スハン。 オペラのアリアをミュージカル的に解釈した雄壮でクラシカルなサウンドと古典的な言葉使いの歌詞が出会い、悲劇的な時代に夢に向かって走っていた青春群像の物語に息吹を吹き込む。 【あらすじ】 ”わたしのイル・テノーレ、フィナーレを歌っておくれ” 日帝時代の京城。抗日運動の会合である「文学会」メンバーたちは、徐々に激化する総督府の検閲をかわす方法を探している最中、思いもよらずイタリアオペラの公演を計画することになる。 侵略に抗って戦うベネチアの人々を主人公にしたオペラ「I Sognatori─夢見る人々」が京城市民の抗日精神を高めることを期待して、この不慣れな「西洋唱劇」を上演するために結束する人たち。 その中心には自身も気付かなかった特別な声を持つ医大生ユン・イソン、今京城で最も賢いリーダーで演出担当のソ・ジニョン、一歩間違えたら危険なほど情熱的な独立運動家で舞台美術家のイ・スハンがいる。 しかし状況は徐々に思わぬ方向に運び…彼らによる朝鮮初のオペラ公演は果たして無事行われるのだろうか?