脚本:チョン・ユジョン、ハン・ジェリム|演出:チョン・ユジョン|作曲:イ・ナオ|音楽監督:チェ・ハヌル
ユ・ヒョンソク、ユン・ウノ、チェ・ジェウン、ユン・スンウ、ムン・ユガン、キム・ジェハン、チョン・ウヨン 他
2024.09.27
2024.12.08
上演中
リンクアートセンター・ドリーム 1館
禁じることを禁じる
【作品概要】
革命の時代を生きる不安定な青春。
ギルバート・アデアの小説「ドリーマーズ」を原作にした『ホーリー・イノセント』
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1968年2月、5月革命という混乱した時代の中心で運命のように出会い、
果てしない理想を求めて夢を作り、お互いを通して成長し、
ついに革命の波がうねる現実の街へ進む三人の青春。
感覚的な言語、映画的な素材が見せてくれるロマン、生き生きとして審美的なミジャンセン
不安定で躍動的な青春と情熱が抵抗精神と革命につながり、
価値と信念に対する葛藤と融合、これらを通した成長を美しい舞台言語で見せてくれる!
【あらすじ】
”誰かは言った。 フランス語は映画の言語だと。
それが僕がアメリカを離れてフランスに留学した理由だった”
1968年パリ。
毎日のように映画館シネマテーク・フランセーズを訪れる米国人留学生マシューは、
自分と同じく映画を愛し、自由奔放で魅力的な双子の兄妹、テオとイザベルに憧れる。
ある日、フランス政府の決定で映画館が閉鎖されると
パリの若者たちは政府の独断的な決定に抗議し文化的自由を要求するデモを行う。
もう映画館に行くことができなくなった3人は、彼らだけの空間である想像のユートピアを作って
理想と現実、そして夢想の中で深い絆を築いていくが、
それと同時に、混乱の中でそれぞれのアイデンティティについて葛藤する。
現実と断絶したまま生きていくことはできないということを悟っていくある日、
一つの石が窓を割って彼らの秘密の空間を襲い
テオとイザベルは彼らの夢想が作り出したゆりかごを離れ、現実の中に飛び込む。
二人を心から愛するようになったマシューもまた
革命の現場に身を投じるのだが…