Introduction公演紹介

「いらっしゃいます、しばし甘さに身を委ねてみてください！」

【作品概要】
『バンジージャンプをする』『メイビー・ハッピーエンド』『イル・テノーレ』のコンビ、脚本家パク・チョンヒュと作曲家ウィル・アロンソンによる2024年新作！
国内外の観客を魅了し、ウェルメイドなオリジナル・ミュージカルの新しい地平を切り開いている最強のコンビが出会った。
今年の冬、冷え切った心を温かく包み込むプレゼントのような作品、韓国のオリジナル・ミュージカル初演作品『ゴースト・ベーカリー』。

■心に向き合う事が限りなく下手な人たちが、お互いを励ましながら作り出す、美味しくも甘い物語
1969年のソウルを舞台に自分の名前をかけた最高のベーカリー作りを夢見る情熱に満ちたパティシエ「スンヒ」、天才的な才能を持つもとある理由で長い間空き店舗となっている店を守る傍若無人な「幽霊」、そしてスンヒの傍で彼女を温かく支えたい年下の青年「ヨンス」。
立体的で魅力的なキャラクターが現実とファンタジーを行き来する空間の中で繰り広げる、新鮮で奇抜なロマンチック・コメディーがやってくる。

【あらすじ】
1969年ソウル。
最高のベーカリーを作るという目標以外には、友情も恋愛もどんなことにも興味がないスンヒ。
パンとお菓子に対する熱情は誰よりも大きいが、人と心を取り扱うのが限りなく下手なせいで働いていたパティスリーをクビになってしまう。

全財産をはたいて、長い間空き店舗になっていたみすぼらしい店を契約するが、
そこにはスンヒに負けず劣らず頑固で執拗な昔古参の店主である幽霊が店を守っている。
幽霊はスンヒが自分の空間を乗っ取ったのが気に入らず彼女を追い出すために様々な方法で彼女を怖がらせ、苦しめるのだがが…

結局、二人は様々な確執と争奪戦の末に同業者になることにする。
果たしてスンヒと「幽霊の怪しい同業は成功するのだろうか？