企画・脚本・演出:ピョン・ジェジュン|脚本・作詞:キム・ミンソン|作曲:パク・ソンユン
チョン・ダイェ、パク・ソヒョン、キム・デヒョン、チェ・ミヌ、ユ・ソンジェ、チョン・ホユン、イ・ジュニョク
2025.01.24
2025.02.16
上演中
SHアートホール
2023 DIMFインキュベーティング事業選定作品 2024 公演芸術創作産室 今年の新作選定作品
愛と憐憫で書かれたマスコミ史上初の潜入取材記 【作品概要】 ■おお、ネリー、おお、ネリー、歌っておくれ! 米国全域を揺るがしたマスコミ史上初の潜入取材であるブラックウェルズ精神病院取材、そして女性初の世界一周まで「ネリー・ブライ」というペンネームでその記録を残した女性記者エリザベス・ジェーン・コクランの偉大な業績は、今から100年余りも前の実話だ。 現在も続いている性差別、言論弾圧、工場の事故隠蔽などの問題を「ネリー・ブライ」はどう切り抜けたのか? 歴史の中の実在の人物がクリエイターたちの想像力と出会って誕生した世界を変える勇気ある声が、希望の歌となって響き渡る。 ■我々には立派な記者が必要だ 新聞を通じて社会の不都合な真実、暗い裏面を暴露する物語。 そしてその中から見つけ出した希望と可能性についての物語。 過去にも、そして現在にも続く闘争の物語。 疎外された人々の権利と価値に光を当てる物語。 これらすべてを愛と憐憫で描いた一人の少女の潜入取材記。 【あらすじ】 1887年、米国。新聞に連載された性差別的コラムを見て怒り、反論コラムを投稿したエリザベスは、寄稿者ウィルソンに公式的な謝罪を要求する。 一方、止めどない彼らのコラム戦争を興味深く見守っていた編集長のマッデンは、2人の公正な勝負のために賭けを提案し、エリザベスは女性たちの価値を証明するための初取材に飛び込む。 勝負のために鉄鋼工場に偽装就職した彼女は、女性たちの価値を証明できたのも束の間、工場の醜悪な裏の顔に向き合うことになり、暴くほど新たに明らかになる真実に追ううちに、ブラックウェルズ島の精神病院にまで潜入することになるだが···