脚本・演出:ハ・スビン
マ・グァンヒョン、ホン・チョルヒ、イ・チャンヒョン、シム・ミンソプ、ソン・ソンホ、チャン・ジェホ、ファン・ギュファン 他
2025.09.10
2025.09.28
上演予定
ソウル文化財団大学路劇場クォド
2024 第2回ソウル戯曲賞受賞
"あの壁の向こうには何があるだろうか?”
2024 第2回ソウル戯曲賞受賞作
「素材に接近する独特な態度、上品な言語、
洗練された劇構成と人物配置、ディテールを調和させた秀作」
【作品概要】
韓国の現代史における社会的惨事と演劇の同時代性を融合させ
韓国演劇界の新しい地平を開いているハ・スミン作演出の2025年最新作。
2021年平沢港、そして2025年ここ、まだ終わっていない物語。
オープンコンテナの左端の壁が倒れた。
23歳の日雇い労働者の息が止まった。
死んだ後になって問いかけた質問と死を貫き蘇る人生の感覚。
生と死の意味を探すために、皆が書き下ろした「汗ばむ詩」
”私は···壁の向こうに何があるのか気になってたみたいだ”
【あらすじ】
2021年、平沢港。
開放型コンテナの左端の壁、その300kgの壁が倒れながら音を立てる。
「ドン」
23歳の日雇い労働者のアソンは、その端っこの壁の下敷きになって息絶える。
死の淵で時間を止めたアソンは、自分がなぜ死んだのか問い始める。
答えを探して記憶を反芻していたその前に、息が止まった後に死の理由を探すようになった、また別の労働者、ムミョンが現れる。
1分前、10分前、16分前。
二人は時間を遡って今日一日平沢港で起きたことを振り返り、
アソンが死んだ理由、そして労働の時間の中で閉ざされていた各自の夢を発見する。
海が見えないほどコンテナの壁が積み重なっている港湾、
アソンとムミョンは壁越しの水平線と向き合うことができるだろうか。