脚本・作詞: カール・ミラー 作曲:クリストファー・アッシュ 演出:パク・ソヨン
ジョンヨン、ベク・ウネ、ユ・ジュヘ、キム・ジチョル、ファン・スンジョン、キム・スヨン、ホン・ソヨン 他
2022.12.13
2023.02.26
上演中
大学路アートワンシアター(2館)
『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ 『嵐が丘』エミリー・ブロンテ 『アグネス・グレイ』アン・ブロンテ “未完の芸術家” ブランウェル・ブロンテ ブロンテたちが歌うロック・ドキュメンタリー・ミュージカル! *** 私たちの幼い頃ですか?幸せでした 目覚めたらひどい朝、今日もひどい一日、一筋の光さえないところ こういう話、ずっと聞きたいですか? *** “ロック・ドキュメンタリー”というレンズを通して、生のブロンテに向き合う! 片手にはアイロンと小麦粉を、もう一方の手にはペンと紙を持った姉妹たちと、両手いっぱいに望むものを握ったブランウェル。 偉大な作家でも生まれつきの芸術家でもなかった平凡な人間、ブロンテたちの芸術と人生が繰り広げられる。 【レビュー】 ● 創作をたたえる歌であり、闘争への敬意(ブロードウェイ・ワールド) ● ウィットに富んだ歌詞と台本で、ほこりっぽい古典作家のブロンテたちの伝記に捻りを加えた(ザー・ガーディアン) ●「 読者よ、彼らは彼らについてのロックミュージカルを作った」ブロンテたちの強烈な情熱と、ロック音楽の幻想的な調和(イブニング・スタンダード) 【作品概要】 私たちは 何でもない もがいて 言いたいことを 言わなければならなかった。 ● 抵抗しろ、大胆で激烈に! ペンの代わりにマイクを手にしたブロンテたちの創造への激しい抵抗の叫び! フォークロック、ガレージパンク、ハードメタル、サイケデリック・パンクなど、4人組ライブバンドの生き生きとしたロック・サウンドで聞かせる、熱い熱望の歌 ● Were We Wasted? 19世紀のブロンテたちが、21世紀の観客に投げかける質問。 暗く、荒れ果てた生活の中でも、創造のための熱望へと突き進んだブロンテたちが、インクだらけの手でかける質問。 「それで、輝けなかった人生は無駄(Wasted)なのか?」 ブロンテたちが投げかけた質問に、今日を生きていく私たちはどんな答えを見つけられるだろうか? 【あらすじ】 19世紀ドキュメンタリー撮影現場。 『ジェーン・エア』の作家でも、ペンネームのカラー・ベルでもない、平凡な牧師の妻であるアーサー・ニコルズ夫人として暮らしている、シャーロット・ブロンテのインタビューが進行中だ。 いつの間にかシャーロットの前に現れたブランウェル、エミリー、アン。 シャーロットは先に逝ってしまった兄弟たちと共に子供時代に戻る。 荒れ果てたハワースの古い牧師館。 本と雑誌を友にして、紙の上で自分たちだけの世界を作っていた子供たちは、いつのまにか芸術家を夢見て、ハワースから抜け出す眩しい未来を想像する。 しかし貧困と禁止された熱望、そして女性という偏見の中で絶えず挫折して傷つくいていく... 今は燦然と光り輝く“ブロンテ”という名前の後ろに隠された、平凡だったブロンテたちの話が始まる。