脚本・演出:イ・ヒョンス
コ・ソヒ、チュ・スギョン
2025.06.27
2025.07.30
上演中
ナインジンホール
「ドアを一つ開けたら私が夢見る世の中なのに...」 人生を演じる舞台上と俳優として人生を生きる舞台裏の物語 「ドアは?」 「開けてあげた」 演技を通じて俳優の日常を、舞台を通じて演技の真実を 客席を通じて観客の現実をお互いに共有した私たち皆が 「あなたと私」じゃなく「私たち」として 演劇の裏面側と人生の裏側を一緒に生きてみる時間。 【企画意図】 公演会場に早く到着しなければならず、公演開始前に着席しなければならず、 入場時に舞台は踏んではいけないなど、常識的に理解できる公演観劇形式から外れて まるで演劇公演を初めて見るようなときめきを分かち合おうと思う。 俳優は劇中の配役に合う演技とともに、俳優本人の日常を舞台で聞かせてくれる。 観客はそれぞれ違う現実の役割を手放したまま ただ観客という配役だけで客席に座っている。 舞台を離れた俳優の日常も俳優の人生であり 日常から離れた観客の今も観客の人生だ。 お互いの役割の違いが第4の壁に遮られるのではなく お互いの似姿が舞台で、バックステージで、 再び日常の空間でつながるだろう。 二人の俳優が聞かせてくれるあなたと私が二人ではなく一つという物語が 演者と観客の間にも完全に伝わり 皆が一つの自分として向き合うことを期待してみる。 【あらすじ】 ハヌルは演技者だが、演技する時間より アルバイトをする時間の方が多い。 劇場のバックステージツアーのアルバイトを終えた後、 染み込んだハヌルの空間。 そこでハヌルはしばらく便りが途絶えている姉のウンビョルと向き合う。 ハヌルが夢見る未来を生きるウンビョルと ウンビョルの夢のような記憶の中に生きているハヌル。 彼らが直面した日常は一つの演劇になり、 彼らの演劇は再び一つの日常になる。