台本:ワジディ・ムアワッド 演出:シン・ユチョン 翻訳:チェ・ジュノ
ナム・ミョンリョル、イ・ジュヨン、イ・ウォンソク、イ・セイン、ソン・ヒジョン、イ・ジンギョン 他
2019.07.11
2019.08.10
上演中
オリンピック公園(Kアートホール)
これからは私たち一緒にいるから、すべてよくなるよ
2016 韓国芸術創作アカデミー演劇部門最優秀作
2018 ソウル文化財団芸術作品支援事業演劇分野選定作品
【レビュー】
● 死、ウィット、アイロニー、 激情、そして古典に由来する根源的な悲劇が組み合さった、驚くほどよく出来上がったモンタージュのような過去と現在(ニューヨーク・タイムズ)
● カナダが21世紀に披露した最高の作品!(グローブ・アンド・メール)
● あなたが見るべきたった一つの作品!(トロントreviews)
【作品概要】
● 芸術映画最多観客動員を記録した『灼熱の魂』の原作戯曲!舞台で再会する。
『焼け焦げるたましい』(原作:戦火 Incendies)は、韓国では戯曲よりドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画を通じてよく知られている。
2011年、芸術映画最多観客を動員して話題を集めた『灼熱の魂』は、詩的言語の力、しっかりとしたストーリー構成が目立つ作品だ。
ギリシャ悲劇に比肩する劇的なストーリーを圧倒的な風景に溶け込ませ、映画の感動を超える舞台になるだろう。
● 過去の悲劇の前に立った家族、残酷な真実に向かって進む。
『焼け焦げるたましい』は一人の女性の人生、そして自分の起源を探る新しい文明についての物語だ。
双子の兄妹ジャンヌとシモンは、母親であるナワルの人生を通じて自分たちの根源と出会う。
徐々に姿を現す真実と同じくらい大きな苦痛に直面することになったジャンヌとシモンは、そうしてやっと母の生き方を理解するようになる。
残酷な真実の中で、自分たちを取り巻く過酷な運命に耐える家族の姿を通じて、歴史的な現実空間を越えて不可抗力な時代の流れに巻き込まれながら経験する、普遍的な人間愛に出会うことになるだろう。
● 毎公演、新たな絶賛と称賛を受けた演劇『焼け焦げるたましい』、アンコール公演で戻って来る。
衝撃と戦慄、そして感動のストーリーを盛り込んだ『焼け焦げるたましい』。
シン・ユチョン演出に特有の、原作の力について行くようでありながらも創意的で演劇的な話法を通じて、公演ごとに絶賛と賛辞を受けた。
昨シーズンの公演で連日売り切れを記録し話題を集めた『焼け焦げるたましい』が、再公演を待つ観客の声援に支えられて再び戻ってきた。
2019年演劇『焼け焦げるたましい』が今回またどんな絶賛と賛辞を受けることになるか、早くも期待を集めている。
【あらすじ】
カナダ・モントリオールで暮らし、その生涯を終えた中東出身のナワル・マルワンは、双子の子供たちにそれぞれの手紙を届けることを遺言として残す。
姉ジャンヌ・マルワンには、死んだと思っていた父に手紙を渡してほしいという遺言。弟のシモン・マルワンには、存在することも知らなかった兄を訪ね、手紙を渡してほしいという内容だった。
兄妹はそれぞれ母親の故郷を旅しながら、戦争の残忍さと自分たちの出生に関連した驚くべき歴史を発見し、人生の奇跡を経験することになる。