演出:パク・ソンイル、コ・ヒソン
コ・ウンミン、キム・ソラ、キム・ハジン、トン・ヒョンべ、マ・ウンギュ、パク・ソンイル、パク・ソヒ 他
2023.03.01
2023.04.30
上演中
空間アウル
人生が美しいだって?!??
一体どの辺に住んでいるの···
この時代の疲れた青春たちのための賛歌
【作品概要】
『賃貸アパート』は日常と日常をつなぐ演劇だ。
身近に出会う日常は、現代人が逃していた私の大切な人と希望に出会わてくれる。
『賃貸アパート』は日常の疲労のように見えるが、実は私たちの人生で見逃せない青春と愛に対するもう一つの名前だから…
● 観覧ポイント
多様な個性を持ったキャラクター、彼らの関係。
その関係を構成するスピード感のある登場と退場。
これに加え、俳優たちのリアルな演技と台詞で、観客と舞台の間の虚構という名の壁を崩し、暖かい響きを伝えるだろう。
『賃貸アパート』、苦しい暮らしの真実が重なるタイトルだが、人生がしばし宿る青春に関する賛歌であり、応援歌を意味するようだ。
若さという賃貸アパートで、私たちが家賃のように支払わなければならないものを夢見ること、そして挫折だ。それにもかかわらず、
この演劇はもっと愛し、もっと夢見ることを勧めている。
【あらすじ】
「世の中がすべて停電なのに、私の心臓は明るく光がついている…」
賃貸アパートに住んでいるジョンホとはジェセンは友達だ。
映画監督を準備するジェセンと、ジョンスの姉ジョンヒョンは長い付き合いの恋人同士。
ジョンホは初恋の彼女を相変らず愛しており、前面に出す作品一つもろくでない俳優だ。
末っ子のジョンスは、バックパック旅行で出会った日本人ユカと、玄海を越えて熱愛中だ。
ジェセンとジョンホは、自分たちの話をもとに準備したシナリオを映画化するために共に準備中であり、そんなジェセンを眺めるジョンヒョンは、現実と愛のギャップに挟まれて葛藤する。
ジョンスに会いにユカが韓国に来た日…
彼らは賃貸アパートで超現実的なことに遭遇することになるが…
● 演出の一言
どこかに必ず存在すると固く信じて、青い鳥を追った年数がもう20年を過ぎた。
捕まりそうで捕まらない、悪い鳥。
長い年月を歩いていると「本当に存在するのだろうか?」と疑わしく思い、線路から外れそうになったことも多い。しかし幸い離脱はしなかった。
まあ、ちょっと進化した経路を走っているけど。
ここまで来て考えてみると、童話の中の兄妹がそうだったように、私の過去すべての瞬間に青い鳥は一緒にいたという考えが浮かんだ。
憎んで仲直りして笑ったり泣いたりしても、また立ち上がる私の毎日。
再びあの時を生きてみたい気持ちが切実だからだ。
演劇『賃貸アパート』は私たち誰もが追う夢に関する話だ。
捕まえようと孤軍奮闘するが、容易ではない現実。しかし悲劇に伴う笑い、喜劇の後の悩み。適切なバランスで、また今日を生き抜く。
多少みすぼらしい今日だからといって、挫折しないようにしよう。
もしかしたらその今日が、明日の私たちの夢になるかも知れないから…
そして、それは夢に向けた進歩の明確な証拠になるだろう。
だから私たちは皆、絶対に両手を上げないようにしよう。
奇跡が起こる2秒前かもしれない。