脚本・作詞:カン・ナム|作曲・編曲・音楽監督:リカC|演出:オ・ルピナ
イ・ハンソル、イ・ボンジュン、ホン・ギボム、パク・ヨンス、チョ・ガンヒョン、ソン・ユテク
2025.10.22
2026.01.18
上演中
リンクアートセンター・ドリーム(2館)
【「不思議の国のアリス」の中に登場する狂った帽子屋の新しい起源】
英国の童話作家ルイス・キャロルが1865年に発表した「不思議の国のアリス」の中のキャラクターである狂った帽子屋をモチーフに、自分が本当に望む帽子を探そうとする二人の少年の旅程を通して、存在の自由に向けた小さいが勇気ある抵抗を描き出す。
「秩序と規範の中に閉じ込められた世界で定められた帽子」ではなく、「かぶりたい帽子」を作って、かぶって、売ることを夢を見るノアとジョスリンの物語は、選択可能な人生の価値を照らし直し、不可能に見える夢を見る人々へに向けて応援を伝える。
【あらすじ】
万国博覧会を控えた1851年、ロンドン、
ヘクター帽子工場に就職した14才の少年ノアは偶然ヘクターの息子であるジョスリンと出会う。
お金を稼ぐために決められた帽子を作るノアと「かぶりたい帽子」を作りたいジョスリンは、
お互いを理解できないが、休み時間を一緒に過ごし、すぐに友達になる。
一方、フェルト作業場で働く人々が
おかしくなる原因を探し出そうとするノアは
その原因が「水銀蒸気」であることを明らかにするが
ヘクターは水銀の使用を強行し、ノアを解雇する。
街に追い出されたノアは、仕事をしたがっている
ホームレスを集めてジョスリンと一緒に帽子屋を開き、
以前にはなかった人々の思い出と欲望を盛り込んだ
帽子を作って売り始める。